


那須高原・五峰館で銘菓「御用邸チーズケーキ」を作り上げ、年間売上げは21億円を超える。菓子作りは素人でありながら、あえてお菓子業界に自らの生き様を探し求め、人との出会いの大切さを学び続ける。チーズケーキにとどまらず、栃木県産のリンゴにとことんこだわった菓子作りや、カフェの運営にも乗り出し、そのすべてに成功をおさめている。
株式会社庫や WEBサイト:http://cheesegarden.jp


七洋製作所が製造する製菓用オーブン「南蛮窯バッケン」は、固定窯では日本一の品質と信頼そして販売量を誇る。
現場のパティシエや和菓子職人の一人一人との深いコミュニケーションを大切にし、その中から製品をつくり革新を続けてきた努力が今の七洋製作所を支える。
2006年、2007年とグッドデザイン賞を連続受賞。2009年10月には、ドイツ・デュッセルドルフで開催された世界最大の製菓見本市(IBA展)に「南蛮窯バッケン・フルオープンタイプ」を出展し外国人パティシエの度肝を抜いた。

内山「御用邸チーズケーキ」はとどまる事を知らない勢いで売り上げを伸ばしていらっしゃるようで、本当に素晴らしいです。
手塚 ありがとうございます。何とか那須に銘菓を育てたいと言う私のビジョンがようやく実現しました。
15年前の七洋さんとの最初の出会いを思い出します。

内山 もう15年になりますか。
手塚 そうですね、早いものです。おかげさまで業績も順調です。販売拠点を増やしたこともあり前年度と比べて6億以上売り上げが伸びました。
そうなってくると生産が間に合わない。そこで、新工場を設立して生産数の向上、品質の向上はもちろん、食の安全・安心を追及し衛生面でも最新の注意を払って製造できる環境をととのえました。

手塚 お菓子を食べるとみんなニコニコしますよね。お菓子を食べた時の笑顔っていいですよね。うちの会社の理念とスローガンが「すべては笑顔のために」なんです。
お菓子を通してお客様に喜んでいただく。笑顔をいただく。お菓子を通して人の役に立つ、また、社会の役に立つ。お菓子屋さんほどいい仕事はないと思います。商材としてまたとないテーマですね。
内山 その通りですね。五峰館にはお客様も社員の方もみなさん笑顔がいっぱいです。鶏卵業者の方をはじめ、異業種から参入されお菓子屋さんを始められた方はみなさん、そうおっしゃいます。

内山 しかし、最初からうまく行ったわけではありませんでしたね。
手塚 そはい、もちろんです。人の問題、資金の問題、時間の問題、問題はいつだって山積みでした。今もそうです。私が船長だとしたら、嵐は来るし、高波も来るし、暗闇を進んでいたら、いきなり座礁する。不景気だからと言って「ああ、もうだめだ。」なんて言っている暇はどこにもなく、もう舵を切りまくって切りまくって、どうにかこうにか船をこすってでも切り抜け、水が入って来たらくみ出しながら少しでも前進する。その繰り返しが経営するということであり、死ぬまで戦うのです。































