導入事例「パティシエ エス コヤマ様」

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パティシエ エス コヤマ

兵庫県の自然豊かな街・三田市にあるパティシエ エス コヤマ様は、海外からも多くの見学者がおとずれる名店です。
成功のためのヒントや哲学がちりばめられたお店は、業界⼈であれば⼀度は訪れてみることをお勧めします。
ここではお店の様⼦や過去の七洋との対談記事をご紹介します。

パティシエ エス コヤマ WEBサイト:http://www.es-koyama.com

広⼤な敷地に洋菓⼦店からチョコレート専⾨店、マカロン&コンフィチュール専⾨店、パン専門店や菓⼦教室、そして⼦供しか⼊れないお店など、
正に「お菓⼦のテーマパーク」と⾔えるスケールの⼤きな店舗展開です。

看板商品の⼩⼭ロールは1⽇1,600本売れる⼤ヒット商品です。

「⼀⽣⼀品」より:2018年取材記事

バッケンがなければ今の「⼩⼭ロール」はなかったと⾔っていいと思います。普通ならふわっと浮いたら、すぐに窯落ちして割れるような⽣地をじわじわと浮かして落とさない。最も重要なことは気密性です。「⼩⼭ロール」は焼けて20分経ったら巻けません。そういうレシピにしました。美しい⻩⾦⾊に焼けた焼き⾯を断⾯から⾒たときの上品な薄さは絶妙で、この焼き⾯がめくれてしまわないように焼成します。この加減が⼩⼭ロールの良い⽣地のポイントです。
ギリギリのポイントはオーブンの気密性と抜きの世界です。いかに炉内の蒸気を丁寧にコントロールするかで決まるのです。気候変化のある⽇本で四季を通していかに安定して焼成するか。これは、フランス⼈のパティシエでさえわかっても真似できない領域なのです。これこそが、⽇本⼈のモノづくりなのです。バッケンは⽇本のオーブンです。バッケンが持っている⽇本⼈の丁寧なモノづくり気質が私たちにも宿っているのです。だから、「⼩⼭ロール」という難しいレシピを実現してくれました。

アントルメや誕生日ケーキ専門のお店です

チョコレート専門のショコラブティック「ROZILLA」

「マッテル」という乳菓専門店の「小山菓子店」

マルシェのコーナーには鮮やかなオレンジ⾊のバッケンスルーオーブン

「繁盛店物語」より:2012年取材記事

内山 本店を⼊ると左に⾒えるマルシェのコーナーも、開店してわずか1年で私どものスルーオーブンをお⼊れいただいたりして、随分とこだわって来られましたが。

小山 まだまだ課題はありますが、このコーナーは今、ものすごくいい感じです。焼きたてのいい⾹りがあり、⽬の前に発酵菓⼦とできたての袋に⼊っていない焼き菓⼦がドンと並ぶ。
ヒントをいただいたのは内⼭社⻑からでした。このマルシェで今までのお菓⼦店の悩みが解決できると思いました。内⼭社⻑にパリのマルシェの動画をお⾒せいただいて、すぐにやらなくてはならないことが⾒えたのです。ですから、ためらわずにスルーオーブンを導⼊しました。
タルトなどは⾹りが⽴って、あれだけ焼きたてのパフォーマンスをライブ感覚で⾒せることができます。

オーブンに対しても深いこだわりを持つ⼩⼭シェフのご要望に応え、七洋も研究・改良を重ねました。
可変式のダンパーの採⽤など、繊細な動作を求める⼩⼭シェフへの特別仕様バッケンもあります。
また、お菓⼦教室を開かれている⼩⼭シェフのご要望で、プティバッケンも開発しました。
これもオーブンと”焼き”に対するこだわりの現れと⾔えます。

プティ・バッケン 製品ページより

プティ・バッケンの扉の中では、
いつも壮大なるドラマが展開されている

バターの生地の焼ける香ばしい匂いや、オーブンから出たばかりのこんがりとした焼き面を前にすると、無性に人はそれを頬張りたい衝動に駆られます。
そこには(焼き立てのお菓子やパンには)、人の心を魅了する、幸せな気持ちにさせてくれる“何か”が潜んでいるからだと思うのです。
ぜひ、皆さんもオーブンの中を覗いて、この究極で興味深いミステリーを探ってみてください。きっと奥深い可能性を感じてもらえることでしょう。

⼩⼭オーナーシェフの店づくりの感性や、商品のポジショニングなど参考になるポイントが多々あります。ぜひ「⼀⽣⼀品」と「繁盛店物語」も合わせてお読みください。

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