世界遺産のカステル・デル・モンテと言う八角形の城が南イタリア、プーリア地方にある。
中は意外にシンプルだが、八角形の塔の中には、それぞれに螺旋階段があり、1階も2階も同じ扇型の部屋が連続し、移動していると、どの位置にいるのか解らなくなる、という不思議な謎めいた城だ。
プーリア地方の町中も迷路のような道が続く。
家の前に、椅子を出して座っているおばあさんに道を尋ねると、やさしく連れ添って、道案内を快くしてくれる陽気な人ばかりだ。
街の雰囲気が、店舗の場所と似ている。
ガトープーリアの店名由来はここからきている。

中野  建設資材の営業マンから一転、素人ながらも努力をして、チーズケーキの卸を10年間続けてきました。 今回の大きな事業を計画してから、”自分に何か一つけじめをつけよう”と思い、一番止められないと思っていた、タバコをスパッと止めました。 苦労したのは、製造スタッフを集める事でした。
そもそも、私は菓子職人ではないため、どうやって集めたらいいのか悩んでいましたが、結果的に良いスタッフに集まって頂けたと思います。
コンセプトが、『半分農家半分都会』。店舗がある場所は、つくば万博記念公園に近く、緑に囲まれた田舎であり、これから開発される、近隣の研究学園駅周辺は、”ちょっと都会になるのでは”と思い決めました。
バッケンスルーWINとマルシェ台を契約した時は、”マルシェ台は4台もいるかな”と思いましたが、焼き菓子を売るためには、『演出と即戦力』が必要と決断！

スルーオーブンでの、焼き上がりが扉越しに見える迫力、その横に並ぶ、焼立て後ろ取りマルシェ台。
その前に並ぶ、デーリー・プレゼント前取りマルシェ2台。
中央に位置する、ギフト円形マルシェ台。
冷蔵ケースに負けない明るさで、焼き菓子をライトアップしているので、マルシェ4台は、非常に迫力があり効果的です。

今回の目玉商品『チーズズコット』は、イタリアを代表するズコットで、神父がかぶる小さな帽子のことです。
丸いドーム型がこのケーキの特徴です。
遊び心・イタリア人的発想でチーズスフレと融合させました。
お陰さまで『チーズズコット』は、思った以上に反響を頂いており、その反響に応えていくために、一生懸命努力させて頂く所存です。
当社のモットーは、『目配り・気配り・思いやり』
人の育成には、力を注ぎたいと思いますし、製造・販売環境の強化と、手離れにおける臨時生産性を上げるためにも、性能が高い機械は、今後必要になると思います。
機械の選択から現在に至るまで、色々なアドバイスを頂いている七洋さんとの出会いに、感謝の気持ちで一杯です。
これからも末永くお付き合いを願いたいと思います。

吉安  バッケンスルーWINで、『チーズズコット』を平日6回、土日8回焼き、1時間おきに来るお客様も多く焼立てマルシェ台の前に行列が出来ます。
開発時点では、当社武田係長とガトープーリア様とで試行錯誤が何度も繰り返され、苦心した末の賜物です。
中野社長様の発想から生まれた、元祖『チーズズコット』。
プーリア地方の陽気なおばさんのようにこれからも、繁盛へのご提案をさせて頂きますので宜しくお願い申し上げます。