自ら“焼成を楽しむ”ことで、
お店にもスタッフにも
活気が生まれます。

東京都葛飾区

パティスリー ラ・ローズ・ジャポネ

オーナーシェフ

五十嵐 宏 様

東京都葛飾区

パティスリー ラ・ローズ・ジャポネ

電話 03-5876-9759

伝統ある神社の境内に移転オープン

吉安 今回移転オープンしたお店のコンセプトなどがあれば教えていただけますでしょうか。
五十嵐 お店は亀有香取神社の中にあります。現在は工事中ですが、隣には広場ができる予定です。お店の前面がガラス張りなので、外からも中の様子がすべて見えるようになっています。店の雰囲気やスタッフの活気、お菓子の匂いを感じていただき、居心地の良い空間を作り出せるようにしています。神社の中にあるお店ですので、お店の造りは門前町を思わせるようにして、神社とのコントラストをいかしたイメージにしています。

移転とともに「ECOバッケン」を導入

吉安 お店の移転にあたって、新たに「ECOバッケン」を導入していただきました。使用してみてのご感想をうかがってもよろしいでしょうか?

五十嵐 ホテル西洋銀座、マンダリンオリエンタル東京に勤めていた頃に「バッケン」を使用していたので、もともと「バッケン」のクオリティーの高さと使い方は良く知っていました。「ECOバッケン」も密閉度が高いので、お菓子を焼成する時の熱の入りと窯伸びが良くて、電力を節約しながら「バッケン」と同じように使えます。
私にとってお菓子を作る、焼成することは、〝好きなことをする〟という楽しさの延長線上にあります。気持ちの中に常に遊び心を持って仕事をする。それが大事だと思っています。

それに自分が楽しむことで、スタッフも楽しめます。「バッケン」のようなオーブンや機械は、私たちの職場の輪の中にあります。私自身が機械をもっとおもしろがることで、すべてが調和されて、良い雰囲気を作り出すと考えているのです。
特に「バッケン」は、「バッケン」でしか焼成できない領域があります。ですからものを焼く時は〝自分がオーブンの性能を引き出せるかどうかの戦い〟でもあり、その勝負が何よりも楽しい〝至福の時間〟なんです。

吉安 ありがとうございます。五十嵐オーナーの焼成に対する考え方がどのようなものかがとても良く分かりました。
また、スタッフの方たちからも作業中に窯の出し入れを行う際、軍手を着けていてもタッチパネルを操作できるのがとても使いやすいという意見もいただけました。

進化を続ける店舗

吉安 今後のお店の展望などありましたらお聞かせいただけますか?

五十嵐 今後は、まずスタッフの人数を増やすことを考えています。それから、現在のカフェスペースもさまざまなアイデアとともに変化させて、よりお客様に楽しんでいただける環境をご提供したいですね。
スタッフとともに、さらに精進を続けていきたいと思います。

材後記

 取材中、とても熱くお菓子や機械のお話をしていただきました。
 営業中の店内は、厨房、販売のスタッフの方が一人一人いきいきと働かれてお店の楽しい雰囲気が伝わってきました。とても活気があり、五十嵐オーナーがおっしゃられたお店のイメージそのものです。
 五十嵐オーナーもスタッフの方たちも、皆さん笑顔で働かれていたことがとても印象的でした。厨房は、まるで店内から見渡せるローマのコロッセウム(円形闘技場)のようです。スタッフの方がエネルギッシュに働く姿にとても迫力を感じました。
 これからも熱い戦いが続くことを楽しみにしております。五十嵐オーナー、奥様、スタッフの皆様、どうもありがとうございました。

七洋製作所 東京支店
営業部長
吉安 宏平

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