青森の土産を売るぞ!

青森県青森市

アルパジョン

代表取締役

松坂 和治 様

青森県青森市

アルパジョン

電話
アルパジョン(新青森駅 あおもり旬味館内)TEL:017-752-6525
アルパジョン ル ポミエ(A-FACTORY内) TEL:017-774-0150

吉安  平成22年12月4日、青森市内に2店舗同時オープン。どちらも人が集まる場所です。1店舗は、東北新幹線の新青森駅あおもり旬味館内。もう1店舗は、JR青森駅横A-FACTORY内です。お土産の主力商品はございますか。

松坂  はい、7年前から展開しているオンリーワン単品商品『朝の八甲田』がそうです。現在、単品年間売上は3.5億円です。7年間の合計売上で20億商品に育っています。このチーズケーキ『朝の八甲田』を目標単品年間売上で10億円を目指したいと思います。

吉安  大きな目標ですね。社長のお菓子に対する考え方を教えて頂けますか。

松坂  お菓子とは、人のお付き合いと 同じで、継続することに意義があるものだと思います。つまり、お菓子をたくさん売りたいと考えるのではなく、人々に長く愛されるお菓子を作るということです。私の作ったお菓子が、年齢もこえ、人の上下関係もなく、たくさんの方々に愛され続けられる。それがアルパジョンのお菓子作りであり、オーナーシェフ松坂和治の信条です。人の心に語り継がれることを信じて、青森全体の統一された商品イメージで、山があっても、谷があっても100年伝承できる、ゆるぎない地方の愛されるお菓子作りを目指します。

吉安  新青森駅のバッケンは、『ねぶた窯』を導入されましたがいかがでしょうか。

松坂  お菓子は私にとって自分の子供のようなものです。店はスタッフの家。その家から子供達が旅立って行くのです。大きく成長して欲しいと願う自分の体の一部分のような存在、それが自分で作ったお菓子です。そして、お客様にお菓子をおいしく五感で感じて頂く方法、それは、まさしく焼き上がりの演出です。焼成は生地が生まれ変わる真実の瞬間です。七洋製作所のバッケンの焼成からは、その思いが十分に伝わってくる。何事も負けない生き方、それは、自分が信じた仕事を成長させていくこと。継続は力なり!人間は、年を老いても気持ちは正直に表現して行けると思います。七洋さんと菓子職人の共通の思いは、お客様への仕掛け方!それは五感に訴えること!この青森『ねぶた窯』は、焼き上がりのメロディーに特徴があり、地元の※ねぶた愛好会のお囃子を奏でます。『ねぶた窯』は、ねぶたの力強いコンセプトを演出した青森県内唯一のオーブンであると信じています。プロフェッショナルが出会い、プロの意識を競い合う。ここまでの人生の道のり、人と人が絡み合い、熱弁をふるい、思いを語り合い、その道を信じた結集が青森の『ねぶた窯』。窯は焼くものであり、見せるものであり、そして感じるものである。青森人の一人として、私は一人でも多くの人に「菓子」を語って行きたいと思います。

材後記

『道・天・地』人の道。
天の時。地の利。と、有名な言葉がありますが、まさに松坂社長にはこの言葉がピッタリきます。今回非常に密度の濃い打ち合わせでした。
理念を貫き、出会いやタイミングを大切にし、青森の大地を生かした考え方に深く感銘いたしました。これからもその勢いで突っ走ってください。

(株)七洋製作所 営業次長
吉安 宏平

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