新規移転オープン
『フランス菓子 果摘』
新たなる出発!

北九州市小倉北区大手町

フランス菓子 果摘

オーナーシェフ

楠本 克実 様

北九州市小倉北区大手町

フランス菓子 果摘

電話 093-582-8765

フランス菓子 果摘の歩み

平成10年1月に、カフェ付のパティスリーとしてオープンされました(南蛮623使用)。
平成12年、テイクアウトに専念する為に断腸の思いでカフェを閉鎖し『バッケン614ヨーロピアンを導入』、お客様への接近戦で更なる集客と鮮度のアピールをされました。

平成14年、バッケンヨーロピアンの効果から集客数増加、売り上げ増加に伴い厨房内の強化の為『南蛮3段からバッケン4段へ』増設入れ替え、順調に売り上げが伸びている時に勢いを縮ませ無い為に決断。

平成16年、移転の話があったが、それより現店舗の磨きこみと厨房動線を見直し、生産性を上げる為とお客様への接近戦を具現化するために『バッケンWIN4段』を導入、お客様から焼いてる所が見える判りやすい店づくりと、焼き立て菓子を売る為の『初期マルシェ台』の導入で楠本オーナーシェフからお客様へ焼き菓子へのこだわりを伝える事により、焼きの比重を伸ばされました。積極的な店舗側からのお客様への提案が客数増加に繋がり、特に土日やイベント時では周りの交通事情にも関与することが多くなり、駐車場問題が急務となっておられました。

その後、縁合って平成19年10月2日に移転オープン。当初は、店舗販売のみの出店依頼でしたが完全移転の形にされました。移転先は、約1キロ離れたスーパーマーケットを中心に有名店舗が並ぶ中で、店舗工場合わせて約60坪の大きな店に生まれ変わりました。

楠本  商業施設への移転と言う事で、周りに埋もれぬよう、また周りを引っ張れるように自分自身の現れである店舗が頑張れば良い方向へ進むと、移転を決断しました。私の考え方で、迷った時『GO or STOP』→『GO!』必ずやってみる。と言う事を自分のポリシーにしています。

吉原  店舗が10坪から約倍の広さになりましたが?

楠本  初めの計画段階では、店舗を倍にする考えなど無かったんです。倍になれば商品の種類と商品量が倍になり、とてもじゃないが人の補充も無い時期に広げる事は危険だと考えてましたので、店舗面積は旧店の大きさで行くつもりでした。しかし、同じ形態では生の比重がさらに高くなり商品構成的には生とロール、プリン、シューが中心のお店に成っていたと思われます。

悩んでいる時に七洋製作所さんの提案で方向性を変える事が出来ました。その方法が、極力厨房側へ負担をかけず焼き菓子のウエイトを上げるマルシェ提案でした。商品数は増えたように見えますが、商品アイテムは新規に2品増やしただけで、ギフト商品の『小倉祇園カステラ』と半生商品の『チーズブッセ』です。パッケージングを変えたメイン商品の『はちみつマドレーヌ』を合わせて3品です。今までの3倍以上の焼き菓子売り場ができ、通常でしたらそのスペースを埋める為に大変な時間と労力が必要だったと思います。しかし、WINとマルシェは店の棚うめになります。

今回新規に『南蛮の4段タイプ』を導入致しました。今回の南蛮の導入は新商品のカステラを即戦力にする為、チャンスロスを無くす為に、バッケンヨーロピアンの倍の能力にして入れ替えました。カステラはフランス菓子店なのですがお客様には違和感なく購入して頂いております。マルシェ台を3台導入し、WINの商品の焼けるところと、マルシェ台の販売提案は凄い効果があります。マルシェ台のディスプレイで売りたい商品の「季節、中身、持ち帰り、食べ方」提案をする事により、お客様に満足感、安心感を感じて購入して頂くことでした。

また、店舗内が足元から非常に明るく成ったのがお客様の印象に残るようですし、今何が旬なのか、お店の一押し商品がどれなのか、お店側からの気持ちが伝わっている形が出来つつあります。今お菓子業界がいろんな意味で注目を浴びてます、その為バッケンWINで焼いている所が見える事、鮮度が見える事がお客様に信用を与えていると感じます。
今回の移転にてお客数が非常に増えました。
旧店 平日→150 土日→200
新店 平日→350 土日→450
今非常に忙しくさせて頂いております。「好事魔多し」と言う言葉があります、こんな時こそ気を引き締めます。当社商品はやはりケーキがメインです、衛生管理には細心の注意を払う為、今回は『き・れ・い』も2台設置しました。一つは厨房の裏の入口前、それとポイントのトイレ内にも設置しました。

吉原  『フランス菓子 果摘』二年ごとに大きな進化をされてますが。

楠本  進化と言うより、皆様に育てて頂いて今があります。両親、私の師匠であります16区の三嶋社長を初め諸先輩方やスタッフ、またお客様のお陰です。皆様の期待に精一杯応える為、私を先頭にスタッフ一同頑張る事が大事だと感じております。感謝しかありません。

吉原  新たな出発をされた『フランス菓子 果摘』様の更なる進化を期待しております、本日はありがとうございました。

材後記

株)七洋製作所  営業部次長
吉原 敏郎

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