バッケン614から
フルオープン・マルシェ台で
更なる進化へ!

島根県出雲市

有限会社 菓舗 みまつ

伊藤 暢 様・伊藤 さやか 様

島根県出雲市

有限会社 菓舗 みまつ

電話 0853-21-1247

伊藤  当初、卸業が中心で私の両親は毎日遅くまで働き、苦労し私たち子供を育ててくれました。
景気もよく卸業も忙しかったとよく聞きます。
しかし、バブルがはじけ、売り上げも下がり苦しい環境が続きました。私が修行先から帰った当初は、店売り1日数人のお客様でした。
正直、短い修行期間でしたが、そこで学ばせていただいた事そして商品を並べれば売れると思っていました。しかし、ただ商品を置いただけじゃ売れません、売り方を知らなかったのです。
自分も迷い、このまま卸業中心で進んでいこうかと思った時期もありました。

限られたマーケットの中で、かつ同業他社がひしめき合う環境の中でいかにお客様にリピーターになって貰うと同時に、新規顧客を獲得(しかもわざわざ遠方から呼び寄せる事)をいかに実現していくのか?……などいろいろ思い悩んだ7年前、代理店様のご紹介で七洋さんのミニ展に出席したのをきっかけに、バッケン614を入れてお店を改装。
シュークリーム、ロールケーキなど焼きたてゾーンを設け売り方を工夫しました。
結果少しずつですが、客数も増え、焼きたて商品に加え大福やどら焼き(今までの和菓子類)なども回転する様になっていきました。

少しずつ売り上げも伸びていきましたが、同時に問題もたくさん出てきました。お客様にくつろいで頂けるスペースも設けたい、包装スペースを広くしたい、製造の動線をよくしたい、などがありまして、店舗改装して一新させようと考え準備を進めていました。そこに、市居社長(代理店、総合エンジニア)の「ちょっと待つだわー」の声がかかりました。
市居社長は、七洋さんが提案されているバッケンフルオープンとマルシェ台を組み合わせた「重機」提案がとても効果的で、限られた予算でリニューアルするのだから、絶対にいい、と強く勧められました。たくさんの問題を抱えていた時だっただけに、私どもにとって、とてもタイムリーでした。

フルオープンの導入によって、お客様にくつろいでいただけるスペースも、包装スペースも確保することができましたし、製造の動線も以前とは比べものにならないくらい効率的になりました。
限られた資金を活かすためにフルオープンとマルシェ台!企画とアイデア!そして様々な仕掛けを設定していこうと決めました。
七洋さんの提案されているお客様との接近戦は、主に洋菓子店が多いように思いますが、私ども和菓子店でも、お菓子の鮮度を伝えることは大切なことですし、売り上げを左右します。
このところ、食品の分野で賞味期限の改竄などが社会的な問題となっています。今回の改装のコンセプトである重機を使った焼き立て、作り立ての演出は、目の前で焼けたお菓子が、目の前のマルシェ台に並ぶという、私どものお菓子の鮮度を強烈にアピールでき、お客様に安心して、美味しさを楽しんでいただけます。まさに、和菓子屋の鮮度への挑戦といえます。

まずは、客単価アップの為にプレゼントゾーンからギフト展開の流れを作ってみたいと思います。
マルシェ台の展開、ここではカステラなど和の焼き菓子も仕掛けていこうと思っています。
そして、いずれは地域の活性化につながる「まちおこし商品」、そして私の一生一品もこのオーブンで創作できたらと思っています。
いろいろと考える事はありますが、修行先の社長に教えて頂いた「毎日が戦争、毎日が勝負」、市居社長からの「チャレンジ精神、熱い人間になる」、野田さん(七洋)の「5つの豆」を活かしていきたいと思います。
そして両親、妻、子供、スタッフの皆さんホントにいろんな人に支えられっぱなしの私ですが、感謝の気持ちを忘れず頑張っていこうと思います。以上、ありがとうございました。

野田  今期は、昨年末に導入して頂いた、フルオープンとマルシェ台を中心にお店を拡張されます。さらなるリニューアルです! 伊藤夫妻は、夢・目標を明確にされ次の手を打ち和菓子屋さんでもこうしたら伸びるという、お手本ともいえるお店に進化されておられます。  目標に向かって走っておられる地域の代理店様、お客様のために、これからも是非!協力させて下さい。

材後記

(株)七洋製作所  営業部長
野田 健二

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